再びBOE

Yamatena2005-11-06

を受験してきました

昨年は受験地に到着するなり

軍用ジープに押し込まれ

観光バスみたいにユカイなメロディを聞きながら

いろは坂みたいに迷路みたくうねうねしている道をくぐると



目の前は基地。ここは恵比寿のど真ん中なのに。



みたいな となりのトトろ並みの事があったのですが

今年の基地、あかばねの近くの十条にあるのですが、ぜんぜん普通の基地で失望しました。


ぜんぜん本当に普通で 表札に「佐藤」とか書いていても気づかないくらいなほどの。



がっかりして気だるさを感じながら順路を進んでいくボクの目には


無数の高級そうな車


不戦を誓う記念碑



そして日本代表の青いゆにほーむが飛び込んできました



なぜか構内にあるサッカー場では


サッカー日本代表


そしてなぜか阪神タイガース


ストライプが光る野球服を纏った爽やかな青年たちが


額に汗を浮かべながら ひどく大はしゃぎしていました。



ちょっといい意味で期待を裏切られた感じを受けました。



そして試験本部の入り口にいる士官が


「この構えの恐ろしさがわかるとはさすがよ」

と語りかけるような  やたらと柔和な目で



ボクに話しかけてきました




その挨拶の内容は覚えていないのですが

ただ、このやさしそうなおじさんの肩に





[弾薬部長]





という称号が輝いていたことが印象に残っています。



そして名札に書いてある名前は  



「葵」 



あ・・・あおい??





底が知れぬッッッ・・・・





彼の笑顔の奥には

どれだけの闇と苦労が潜んでいたのだろう

そんな事を考えながら

指定の席に落ち着き


三十分ほどゆったりこんと過ごすと





どこからか勇壮なラッパのマーチが流れ


おごそかに試験官が部屋に入ってきました。



 ああ  昨日の人とは別なのかな。今日はけっこうおじさんだし。




そんなことを思いながら目を凝らすと





ホワイトボードの前にたたずんでいらっしゃったのは





「弾薬部長」





Щ<●>д<●>Щ・・・・・・・弾薬・・・・・・・






そして弾薬の時間が開始(はじ)まったのでした。



弾薬「受験生の諸君! おはようございます!!」

弾薬「私は!試験監督を務めさせていただく!○田 葵(まもる)と申します!!」



ま・・・・・まもるとな・・・・・



弾薬「ええ!!午前の試験はヒャクニジップンもありますので、用を足す方は今のうちに足してください!!!」


弾薬「ぇえーっと!!、試験の段取りが少々遅れていますが、
 その分開始時間を遅らせて試験を実施いたします。
ご心配には及びません!大船に乗ったつもりでいてください!!」


終始弾薬にペースを握られたまま 

午前の理科の試験が始まり 

そしてあっというまに終わりました



弾薬「これより昼休みに入ります!現在地にイチニーゴーゴーまでに再集合を願います!!」




イチニーゴーゴー?


周りの補佐官が「素が出ちゃいましたなぁハッハッハ」
などと話しており


ぼくは 夢想だに出来ないめくるめく世界に思いをはせずにはおれませんでした。

そして午後の試験 


勝負の数学



周りの気迫がビシビシと伝わってくるようでした。



しかし何より伝わってきたのは

弾薬の気迫でした。




弾薬「現在時刻ジュウサン時ジップン三十三秒!」

弾薬「したがってジュウイップンジャスト!!より!!数学の試験を、実施いたします!」


適度な重圧が心地よい 試験前のこの瞬間


弾薬「現在時刻ジュウサン時ジュウイップン!!」





弾薬「かかれっ!!!!」




受験生「!?!?!?!!」




い・・・・いくさデスカ!?!?!!!!!







あ・・・ああ・・・・


上には上がいる・・・・


時間を止(と)めるって・・・・こういうことを云うんだ・・・・(バキフォント)


そんなことを思い・・・・



試験中ボクの頭の中には


ラストサムライの最終決戦の場面


渡辺謙とともに銃弾の雨に特攻していく弾薬部長のイメージが


渦巻いていました


・・・

さくぶん

Yamatena2005-08-11

妹が学校の宿題だとかで英作文つくっていたんですね

なんか本人は長編の力作だとかいうんで見せてもらったんです

以下転載すると


A SAD GIRL


I am shocking now.

My friend Gupii had a traffic accident and injured his body badly yesterday.

But the truth is that his girl friend Hamilton-ko did it becouse she disliked him.

He had been in hospital and wanting to leave there at any moment.

Again and again he tried to but his docter Daijiro turned down him.

So regrettably he went mad and screamed every night.

It was so sorrowful that Hamilton-ko was told to visit him in hospital.

When she saw him he had been so changed that unconsciously,she guffawed at him tremendously!!

Seeing that he understood everything. She is his enemy. He must revenge.

With all the strength left to him, He raised his fist.

But she was faster and cut his hand off cruelly.

Smirking at him she shouted.

"You were like my brother! Gupii, I loved you!!"

Dying, he shouted too

"I HATE YOU !!"

And he died.

Tears dropped into the lifeless eyes.

Yes, she loved him.

FIN

翻訳すると

現在、私の様子は衝撃的です
私の友人ぐぴぃが交通事故に遭いひどくけがをしました
しかし本当は彼を嫌っていたガールフレンドのハミルトン子が事故を起こしたのです
彼は病院にいましたがすぐに出ることを望んでいました
なんどもなんどもかれはがんばりましたが彼の医師のだいじろうは許可しませんでした
そして悲しいことに彼はくるってしまい毎晩叫びました
あまりになげかわしいのでハミルトン子はお見舞いに行くように言われました
彼女が彼の姿を見たとき彼はあまりに変わり果てていたので
彼女は無意識のうちにひどくゲラゲラ笑ってしまいました
それを見て彼はすべてを悟りました
彼女は敵 彼は復讐しなければならないと
残るすべての力をふりしぼり、彼はこぶしを振り上げました
しかし彼女はよりすばやく、残酷にも彼の手をきりおとしてしまいました
にやにやと彼をみながら彼女は叫びました
「兄弟のようだったのに!ぐぴぃ!私はあなたをあいしていたのに!」
死にかけながら彼も叫びました
「おまえを憎む!!」
そして彼は息を引き取りました
涙が彼のなきがらにこぼれおちました
そう 彼女は彼を愛していたのです

おしまい

高2にしては

高2の女子にしては

凄まじいクオリティだとおもいました

文学部にいきたいと言う妹の将来がしんぱいです